ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ
醸造家ニコラ・ヴォーティエは、1998年に “ヴァン・ナチュールの聖地” と称されたトロワのワインショップ兼バー「Aux Crieurs de Vin」を共同創業し、10年間サービスの最前線に立った人物。その後2009年、北ブルゴーニュのアヴァロンの町で自身のマイクロ・ネゴシアン、ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチを立ち上げました。
ワインショップ創業以前に醸造学を学び、シャンパーニュやシアトル近郊のワイリーなどで研修。 パリの飲食店での勤務の後、 ワイナリー創立前にドメーヌ・サーブ
ルおよび、フィリップ・パカレでも栽培・醸造の経験を積み、特にネゴシアンという形態でのワイン造り全体の工程について学びました。
アヴァロンは、パリから北ブルゴーニュへ向かう玄関口ともいえる、ヨンヌ県の歴史ある町。「シャブリ」や「イランシー」、「サン・ブリ」、さらにややマイナーな
産地である「エピヌイユ」「クーランジュ・ラ・ヴィヌーズ」「トネール」などへ放射状にアクセスでき、ニコラもこれらの地域(主にイランシー)からブドウを購入しています。
ブドウはバイオロジック、もしくは慣行農法で栽培されたもの。ブドウ樹も、そしてしばしば栽培家自身も高齢であることが多く、彼が品質を認めたブドウのみを買い付けています。年間を通した栽培の実務は農家に任せ、収穫時にはニコラが日にちを決め、自ら収穫チームを編成して作業にあたるそう。
セラーでは、開放槽で野生酵母発酵を行い、赤は基本的に全房。仕上がるワインの軽やかなエキスは即座に心をつかむが、良年の単一区画ピノ・ノワールは熟成によりコート・ドールにも比肩する深さを見せてくれます。まさしく腕と勘が冴えわたる、天性の醸造家。
そして、彼のとびきりの冗談精神は、やや“エロっぽい”エチケットの絵からも察することができます。なお、ワイナリー名はシーザーの有名な言葉「Veni, vidi, vici(来た、見た、勝った)」 をもじったものだそうです。(インポーター資料より)
.
|
|