クラインクネヒト｜全国銘酒と自然派ワインとどろき酒店

クラインクネヒト

ストラスブールのバーラン県に位置する小さな村、ミッテルベルカイムに7代続く名門クラインクネヒト家。長男アンドレ・クラインネクト氏は1968年8月4日生まれ。1991年からワイナリーを手伝い、経験豊富な生産者です。父は2002年に引退し、その後はアンドレが全て引き継ぎました。

当時は7.5haの規模でしたが、ゆっくりと畑を買い増し、現在は9.5haとなりました。1998年にビオに切り替え、2012年からビオディナミ農法に切り替えました。デメテールには2014年から申請。

自社での瓶詰めは祖父の時代から始め、父の時代は馬で畑を耕していました。今でこそ馬を手放してしまいましたが、時々友人の馬で畑の一部を耕しています。

畑は無農薬ですが、醸造までナチュラルに切り替えたのは最近のこと。彼のラインの半分以上は無農薬ワインですが、醸造過程に拘るナチュラルワインではありません。SO2を使用しないワインの存在を知ってはいたものの、なかなか踏み切れませんでした。そんな時、クリスチャン・ビネール氏やパトリック・メイエー氏と出会い、「自分でも実践してみよう！」と決意。

今日ではジュラやアルザスで若い生産者がどんどんナチュラルワインを造り始めております。アルザスは元々ビオディナミの本拠地でしたが、なかなか浸透しませんでした。アンドレのような生産者が一気にナチュラルワインの世界に足を踏み入れ、新たな時代が到来しようとしています。（インポーター資料より抜粋）