イヌラ　ロッソ2021赤

商品コード62749

製造元イヌラ

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販売価格4,015

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フィリッポとジュリア、夫婦が営む小さなカンティーナ。フィリッポは今でもボローニャのビオディナミ第一人者と言われるカンティーナ、サン・ヴィートにて、栽培から醸造までを手掛ける中心スタッフとして働いています。2019年にボローニャの農村の老夫婦から畑を引き継ぎ、本業と自身のカンティーナの二足の草鞋を履く事を決意しました。畑は1.5haととても小さく、周囲が林に囲まれており、良い意味で孤立した素晴らしい環境です。海抜は50ｍ程度しかありませんが、小高い山の麓にあるため、葡萄に満遍なく太陽を届けてくれます。植わっているのはグレケットジェンティーレ、メルロー、カベルネフラン、バルベーラ、どれも樹齢は40年程。2023年には更に0.7haの畑を購入し、新たに彼らが植樹した葡萄を栽培しています。
畑では農薬や化学肥料は一切使用せず、必要最低限の銅と硫黄の散布、必要に応じてプレパラートを与えます。畑の土は一切掘り起こさず、雑草の除去も出来る限り行いません。醸造はステンレスタンクにて自然酵母のみで発酵。必要に応じて極少量亜硫酸を使用。フィルター濾過は一切なし。土地に敬意を、先人たちに尊敬の念を持って、葡萄作りに励む彼らだからこそ出せる土地の味。飲むほどに柔らかく、優しく繊細に体に染み込んでくるイヌラのワインは、土地と人、そして歴史と、全ての事柄が生み出した、いわゆる結晶的な味わいかと思います。

生産地: イタリア / エミリア・ロマーニャ
生産者: イヌラ
容　量: 750ml

国際品種といえど、このボローニャでは200年以上この地で受け継がれてきた、実はとても馴染み深い品種です。
開けたては若干閉じ気味ですが、香りにほんのりスパイス感、トマトのヘタや葉物サラダのような青さを感じます。奥にある果実香はカシスやブルーベリー。味わいはとても素朴で、果実味の凝縮感とタンニンが好きな方にはとても好まれる味わいです。抜栓後30ほど経つと印象がガラリと変わり、タンニンがとても滑らかに感じ、心地よい酸も出てきます。
（カベルネフラン50％、メルロー25％、バルベーラ25％）